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研究者紹介

Researcher

麻田 正仁の写真

麻田 正仁

Asada Masahito
所属
帯広畜産大学・原虫病研究センター
役職
准教授
研究テーマ
新興住血原虫感染症の病原体 Babesia duncani におけるゲノム編集法の確立およびその応用
専門分野
細菌学(含真菌学)・寄生虫学
研究キーワード
バベシア症, 赤血球, 寄生機構
キーテクノロジー
遺伝子改変, 蛍光抗体法, CRISPR/Cas9, 質量分析, 次世代シーケンス

研究テーマについて

Theme
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ご自身の研究を⼀⾔で表すと?

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バベシア原虫はいかにして赤血球に寄生し、病原性を示すのか?

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具体的に何を明らかにしようとしていますか?

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バベシア原虫の赤血球寄生機構と病原性発現メカニズムについて、独自に開発した遺伝子組換え技術を用い、宿主赤血球への侵入や赤血球修飾機構を研究しています。
また、ウシのバベシア原虫に見られる致死的な合併症である脳バベシア症に着目し、その分子メカニズムを明らかにするとともに、ヒトの脳性マラリアとの比較を行っています。

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なぜこの研究が重要なのですか?

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バベシア症はマダニが媒介する家畜疾病としては最も経済被害の大きな感染症です。また、近年はヒトのバベシア症の報告が北米を中心に増加しており、新興人獣共通感染症としての側面も注目されています。
ところが、バベシア原虫の赤血球寄生機構はほとんど解明されておらず、薬剤開発も進んでいません。同原虫の寄生機構やヒトへの感染性を解明することで、新たな治療・予防法を提案することができます。

研究への想いと挑戦

Thoughts
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研究の中で最もワクワクする瞬間は︖

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住血原虫の研究では圧倒的にマラリアの研究が進んでいるため、バベシア原虫もマラリア原虫と同じだろうと思われています。
ところが、研究を進めていくと、両原虫で同じところと違うところがあります。マラリア原虫には無いとされる現象をバベシア原虫で発見した際は興奮しましたが、その後マラリア原虫でも同じ現象が発見され、研究の奥深さを実感しました。

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あなたの研究の独⾃性は何ですか︖

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バベシア原虫の遺伝子操作技術に強みがあります。そもそも研究者人口が少なく、原虫を維持できる研究室も限られているため、バベシア原虫の細胞生物学やゲノム機能解析において独自性の高い研究をおこなえています。

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共同研究の希望について教えてください

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タンパク質発現と相互作用解析、最新の顕微鏡技術に興味をもっています。

今後の研究の展望・夢

Dream

一方で、寄生虫の講義を担当するようになって、寄生虫の生活環を明らかにし、病気の根絶に至るまでの涙ぐましい道のりを知り、感銘を受けたため、寄生虫の生活環を自分の手で明らかにしてみたいとも思っている。

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研究者の道を歩んできて、⼀番⼤切だと思うことは?

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成功より失敗することの方が多いため、あきらめない心。また、研究をしているのは最終的には人なので、人とのかかわりを大切にすること。

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研究者になりたいという夢を叶えるために、一番大事なことはなんですか?

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夢が叶うかは分からなくても目標を決めてみて、あとは自分のできる範囲であきらめずに続けることだと思います。そのうえで、私は最初研究者は実験さえしていたら良いと勘違いしていたので、日本語や英語の読み書き、コミュニケーション能力が大事と思います。

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麻田 正仁

Asada Masahito
所属
帯広畜産大学・原虫病研究センター
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