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研究者紹介

Researcher

本園 千尋の写真

本園 千尋

Motozono Chihiro
所属
熊本大学
役職
准教授
研究テーマ
プロバイオティクス誘導型免疫応答によるウイルス関連血液がん制御法の開発
専門分野
免疫学関連(感染症及び血液領域)
研究キーワード
T細胞、T細胞受容体、HLA、ウイルス関連がん
キーテクノロジー
ヒトT細胞の機能解析、TCR解析、TCR再構築系、フローサイトメトリー

研究テーマについて

Theme
q

ご自身の研究を⼀⾔で表すと?

a

ヒトT細胞によるT細胞受容体を介した異物認識機構の解明

q

具体的に何を明らかにしようとしていますか?

a

ヒトT細胞が異物(ウイルス感染細胞ならびに腫瘍など)を認識する分子機構について研究しています。
特に細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)ならびに自然免疫様の特徴を持った自然免疫型T細胞に着目し、それらの免疫受容体ならびにリガンド成分を用いた、新たなワクチンや免疫療法の開発を目指しています。

q

なぜこの研究が重要なのですか?

a

現在、研究を進めているHTLV-1感染症では、HTLV-1感染を根治する治療法は確立されていません。私たちは、HTLV-1感染細胞ならびに腫瘍化した細胞を感知するヒトT細胞ならびにリガンドを同定し、それらを用いることで新たな免疫療法の開発を目指しています。これにより、現在は治療困難な患者さんにも希望を届けられる可能性があります。

研究への想いと挑戦

Thoughts
q

研究の中で最もワクワクする瞬間は︖

a

ある細菌由来の成分に反応するT細胞集団を見つけましたが、数ヶ月の間、その実態が不明でした。国際学会参加のために渡英した際に、ふらりと留学先の上司のラボに立ち寄り、ディスカッションした際に、「これは〇〇T細胞だよ!」とアドバイスをもらい、帰国後にすぐに実験したらその通りでした。実験した大学院生がガッツポーズをしており、私も一緒にその〇〇T細胞を見て、とても興奮しました。

q

あなたの研究の独⾃性は何ですか︖

a

私たちは、ヒトT細胞が認識するリガンドとして、病原体由来成分だけでなく、生体の異常を知らせる自己由来の成分にも着目しており、それらのリガンドを合理的に改変することで、感染症・がんに対して強力な免疫応答を誘導する新たなワクチンならびに免疫療法の開発を目指しています。

q

共同研究の希望について教えてください

a

テーマ:ウイルス感染細胞ならびに腫瘍細胞の代謝変化とそれらを感知するヒトT細胞の解析
求めるスキル:メタボロミクス解析、質量分析

今後の研究の展望・夢

Dream

10年後には、私たちの研究成果が新しいワクチンならびに免疫療法として臨床応⽤され、ウイルス関連がんの患者さんに希望を届けたいです。
また、次世代の感染症研究を担う若⼿研究者ならびにphysician scientist(医師)の育成も大きな目標です。

q

研究者の道を歩んできて、⼀番⼤切だと思うことは?

a

最近の座流の名は「凡事徹底」です。
どの分野にも当てはまりますが、当たり前のことを徹底して手を抜かずに行い、それらを継続することで、確かな成長に繋がると思います。

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研究者になりたいという夢を叶えるために、一番大事なことはなんですか?

a

研究が楽しいと純粋に思うことだと思います。

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Motozono Chihiro
所属
熊本大学
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